2018.11.5

企業を魅力的に見せてくれるPR動画制作その②「ドローンを使って空撮してみる」

「ユーウエイブさん、ドローン撮影もお願い出来るの?」

「はい、出来ます!」

ユーウエイブは国土交通省東京航空局で認可を得たパイロットと提携し日本全国でドローン撮影が可能です。

TVでもちょっとした俯瞰の映像を入れることで、
旅番組なんかも気軽にダイナミックなシーンを演出出来るようになりました。
企業でも、自社の施設の様子を空撮したり、
不動産業界では分譲地の様子などに空撮を取り入れ
建築中の様子、周囲環境の様子などを容易に説明することが出来るようになりました。

そんな、身近になってきた空撮が出来る、ドローン撮影ってどんなものなのか?
ちょっと、ご紹介いたしましょう。

先日、もう秋だというのに、季節外れの天気の良さで、
うっかり、腕に日焼けをしてしまいました。
屋外のロケはうっかりすると日焼けしてしまいます。

余談はさておき、今回の撮影内容は企業施設の全景を空撮でとらえるというものです。

(因みに前回は、大規模な工事現場完成の全景を空撮しました、
かなり広いエリアの完成形でしたが、こういう時 空撮って分かりやすくって凄いなぁと思いました。)

今回は、Inspire(インスパイア)という機種を飛ばしました。
スタイリッシュな機種です。
機体の色は黒やグレーのなので、遠くに飛ばした時も、探しやすいかもしれません。
Phantomという機体だと白なので、遠くに飛んでしまうと、
光の反射によって、どこを飛んでいるのか探しにくいかも?
という、ドローン撮影に立ち会ったディレクターからの意見もありました。(個人の感想ですので・・・)

また、飛行するときに、プロペラ付きの足がクッと上がるんですよね⤴
これがカッコいい!! 
別にかっこつけてるわけではなくて、
カメラにプロペラ部分が映りこまないように工夫されている機種なのです。

 

プロペラが止まっているように見えますが、ちゃんと動いてます。(笑)

ところで、ドローンってどこでも飛ばせることが出来るのでしょうか?

答えは『NO』です。

まず、今回は機体の重さが200g以上のドローンを前提にお話をさせて頂きます。

国土交通省の許可が必要な地域は以下の3つとなります。

1・空港等の周辺(進入表面等)の上空の空域
2・150M以上の高さの空域
3・人口集中地区の上空

droneAREA
国土交通省WEBサイトより

ABC以外のエリアなら飛行可能なのだから、飛ばしていいよね?
と単純に考えてしまいがちですが、ドローン飛行には6つのルールが存在します。

ドローン飛行6つの禁止ルール(機体200g以上)

1・ 日中(日出から日没まで)に飛行させること

2・ 目視(直接肉眼による)範囲内で
   無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること

3・ 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に
     30M以上の距離を保って飛行させること

4・ 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと

5・ 爆発物など危険物を輸送しないこと

7・ 無人航空機から物を投下しないこと

droneRules
国土交通省WEBサイトより

1の日中内の飛行は、当たり前ですよね。

2の目視できる範囲に繋がってくると思います。
 この、周囲を常時監視する、監視役はとても大事だと思いました
 実際今回のドローン撮影にも監視役の方が付いて安心して撮影に望めます。
 都心では電線とか鉄塔とか多いし、パイロットが撮影や飛行に集中している分、
 機体の確認やその先に何が見えるか
 ヘリコプターが近づいてきている、操縦している付近の車、自転車、
 人の往来などの整理など、
 パイロットと確認しながらフライト出来るので安心です。

3の物件や自動車、人物との上空飛行は30M以上とありましたが、
 実際に我々の方で撮影をするにあたり、許可が下りなかった場所もありました。
 それは、営業時間内の公園上空。自治体からはNGでした。 
 高速道路など、たくさんの車の往来があるところもNGです。
 また、風車が並んでいる地域での撮影では、
 そちらを管理しているところへ承諾も得たりしました。
 高い建造物がある付近での撮影は、
 事前に許可や承諾を得たりなどしておいた方がトラブル防止になると思います。

 公共機関、河川敷なども、ほぼ許可申請が必要と思った方がいいです。
 その際、申請書の他にフライト計画書やフライトエリアなどの提出も求められます。

4 イベント上空の飛行というのも、かつて、自治体行事のドローン撮影を行った際、着物姿で練り歩く列に
  機体が墜落した。なんてニュースも流れたりしました。

5 危険物の輸送なんてのは、ダメに決まってますが、
  (かつてYouTubeで流れていたアメリカで武装したドローンの映像を見てぞっとしました)

6 ってどうなんでしょうね?Amazonなんかが、
  ドローンで荷物を配達するなんてことを開発しておりますが・・・。
 これからも、随時法改正は行われていくと思われます。

と、いろいろと注意事項はありますが、映像屋から見てみれば、
容易にダイナミックな空からの映像を撮影できるというのは
なんとも、便利な世の中になったものです。

撮った映像は、お見せできませんが、
飛んでる様子を撮影してみました。
「あっ」という間に、遠くに飛んでっちゃうんですねー。