2020.11.5

埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム 第1回シンポジウムに出席しました

開催日:令和2年10月23日(金)14時30分~
場所  :さいたま市文化センター
「埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム第1回シンポウジウム」来場者数517名

開催日はあいにくの雨にもかかわらず、駅から会場へ向かうスーツ姿の方々
埼玉県LINEコロナをインストールするように促され会場入りをします
当日は1席空けた間隔で着席すると、もう結構な人の数に驚いてしまいました。
最初に大野埼玉県知事よりご挨拶、の後、推進宣言
深谷出身の渋沢栄一さんの玄孫 渋沢健さんの講演「論語と算盤」とSDGsを拝聴し
更に、その後 SDGsに取り組んでいる事例報告を3社ご紹介頂きました

これが当日のざっとしたレジュメです。

恥ずかしながら、私は「論語と算盤」を読んだことがありませんが
渋沢健氏の分かりやすい公演内容でその重点的になる部分をざっと抑えて頂いたお話でした
渋沢栄一氏は「正しい道理の富でなければその富は完全に永続することができない。」とあり
一見「論語」と「算盤」というかけ離れたものを一致させて物事を考えていくことが大事である
つまり具体的に言うならば「たくさん儲けたら、正しく使う」ということが記されている。
ronngotosoroban

経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために
社会の多数が貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない。

貧富格差が拡大している日本において、
富を蓄積している企業や個人が正しく使うことが出来れば経済は循環し、活性化する
逆に自分だけにとどめたら、結局は経済が縮小し、自らの富も失われていくということがきちんと理解されたら、
日本経済は再生するのではないだろうか。と
渋沢栄一氏はすでに100年前にSDGsの理念を唱えていたという話でした。

またタイムリーなことに2021年の大河ドラマでは「渋沢栄一」の人生を描いた「晴天を衝け」がスタートし
新しい1万円札の顔にもなるので、せめてフィーバーが来る前に、一度この本を読んでおこうと思いました。

SDGsは取り組んでみたい、このような考えに共感すると志を頂いていたとしても
「いやいや我々一社で一体何が出来るのか?」という考えが浮かぶでしょう。
私たちも、同じくそう思います。

一社、単体で出来る事には限りがあると思います
SDGsの取り組みを負担に感じ、持続不可能であっては意味がないと思います
新たな利益を生み出し、持続可能であること。
その視点が無ければただの慈善事業になってしまうのです。


SDGs の5つの P 

People        Prosperity   Planet       Peace      Partnership 

5つの原則                                

普遍性___ すべての国が行動  

包括性________ だれ一人取り残さない

参画性________ 全てのステークホルダーが役割を

統合性________ 社会・掲載・環境に統合的に取り組む

透明性________ 定期的にファローアップ



これを企業に取り入れると

普遍性___ 企業理念 企業文化

包括性
___ 社外で取り残された人たち

参画性________ 社内で取り残された人たち

統合性________ 他社とのコラボレーション

透明性________ 対話力・コミュニケーション

このような意識を「智・情・意」の三つのバランスをもって
「中庸」な気持ち、偏りのない俯瞰的位置を持って見る事が大切
智情意の図

「智」:知性=物事を知り、考えたり判断する能力。

「情」:感情=心で感じる喜びや悲しみ、心の働き。

「意」:意志=何かしようとする時の元となる心持ち。

というお話でした 1時間という公演
なかなか中身の濃いお話でした

まだまだ、勉強不足なので、いささか自分に置き換えて考えるには
壮大すぎる話なのですが…

ユーウエイブは、動画制作・映像制作を通じて微力ながら
SDGsへの理解を広めていくお手伝いが出来ればと考えています
こういったシンポジウムや勉強会を通して何が出来るのか?
を考えています
もし、弊社のスキルとコラボして…アイディアを出し合って
というお考えの方がいらっしゃいましたら
是非、お気軽にご連絡をください
一緒に何が出来るのか?考えていきませんか?

株式会社Y-WAVE(ユーウエイブ)制作担当

水野 景子